<選手の軌跡 ~佐藤竜一郎~>

第3号 「信頼される選手になるために」

佐藤竜一郎(さとうりゅういちろう)

内野手 栃木県出身  作新学院高校 - 法政大学  

「もういっちょうお願いします」大きな声が響き渡る。真黒に汚れたユニホーム、額から汗が溢れ、ひた向きにボールを追う守備練習中の佐藤選手の声であった。   栃木県宇都宮市出身の佐藤選手。元甲子園球児の父親の影響で野球を始めたのが小学校1年生の時。以降毎晩父親と一緒に自宅前で素振りするのが日課になり、父親から手取り足とり指導を受けた。 作新中学校に進み、宇都宮シニアに所属し、2年時には全国大会でベスト4に進出した。

  高校は地元の名門作新学院高校に進学。1年生の秋からベンチ入りを果たした。 3年生の夏、3番ショートとして学校として2年振りの甲子園出場を果たした。甲子園では4試合19打数6安打1本塁打6打点の大活躍で学校として49年振りにベスト4進出に貢献した。

  大学は東京六大学の雄、法政大学に進み、2年生春のリーグ戦から出場した。明治大3回戦に代打で出場し、リーグ戦初安打、初打点を記録した。 3年生になってレギュラーを掴み、春のリーグ戦では打率3割5分1厘をマークしベストナインを受賞した。

  鹿島硬式野球部では春先故障で少し出遅れたが、持ち前の頑張りで都市対抗予選では全試合先発としてショートを守り、3年振りの都市対抗本大会出場に貢献した。 しかし、まだまだミスがある。もっと練習を重ね「周りから信頼される選手になる」ときっぱり。 都市対抗本大会での活躍が楽しみである。 IMG_4068

現在の佐藤選手のバッティング

(記:後援会)

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