玉置 隆

<選手の軌跡  ~玉置 隆~>

2016/07/14

これまで掲載してきました<選手の軌跡>を今回号から今年入部した新人を紹介していきます。新入部員は初めての都市対抗野球大会です。本大会に向けての意気込み等を聞いていますので、是非お楽しみにして下さい。

新人特集1回目は予選で大活躍の「玉置 隆投手」です。

 

第1号 「腕がちぎれても ~魂の108球」

玉置 隆(たまき ゆたか)投手

和歌山県出身 私立和歌山商業高校 - 阪神タイガース

 

あと1アウト。最後の打者が打った球がレフトのグローブに収まった瞬間、いつもクールな玉置投手の顔がくしゃくしゃに緩んだ。北関東大会2戦目、富士重工業を相手に2安打無四球、2塁も踏ませない完璧なピッチング。まさに魂の108球だった。

そんな壮絶な予選大会を終え、代表権を掴んだ玉置投手の野球のツールに迫ってみた。

 

昨年まで阪神タイガースでプレーしていた玉置投手。今年から鹿島野球部のユニフォームに袖を通し熱い投球を見せているが、野球を始めたきっかけは意外なものだった。

さぞかし野球小僧で物心ついた時から、野球をやっていると思いきや小学1年の時に親が勝手に少年野球チームに入部届けを出していたようで、当時は嫌々野球をやっていたそうである。しかし、和歌山の自然に囲まれて育ったヤンチャな少年が、成長するに従って人より少し早い球が投げられる事に気づき、野球が少しずつ好きになっていったのもこの時期である。

そして、野球が大好きになったという中学時代を終え、私立和歌山商業高校に進学した玉置投手は3年生の夏、憧れの甲子園に出場する。2回戦で敗退はするものの、プロのスカウトの目にとまり阪神タイガースに入団する事になるのである。

 

自身のプレースタイルを「ガンガン攻める投球」、性格を「強気!プラス思考!」というように憧れの選手も「松阪大輔投手」であり、なるほど納得の玉置投手であるが、鹿島野球部に入部して感じた事などを聞いてみると、「泥臭く何処よりも熱い野球をするチーム」と返ってきた。日頃の練習や選手間の熱い思いなどを聞いて、更に自身のプレースタイルにも重なり、まさに今、熱い鹿島野球を実感しているのであろう。

 

予選を経験し、「会社や社員の熱い思いとプライドをかけた戦い」だと感じた玉置投手は、本大会での抱負を「優勝、それしかない!と」キッパリ言い放った。

「勝利を導く投手になりたい」と語った玉置投手の目は、自分のあるべき姿と明確な目標を見据えているようでもあった。

コバルトブルーの熱い魂を持つ玉置投手が、またきっと私たちに素晴らしい投球を見せてくれることであろう。

IMG_1161

北関東大会での玉置投手

(記:後援会)