宮崎キャンプ 後援会レポートその2

昨日に引き続き、本日も後援会より宮崎キャンプレポートをお送りいたします。

本日は精整検査室所属で二年目の飯田投手についてのレポートです。

 

 

 

 

 

 

飯田投手のキャンプでの課題は、「スタイルの確立、緩急のつけ方、カウント毎の攻め方を詰めること」だそうです。

あいにく前日から明け方までの雨により、練習は雨天練習場で行うことになってしまい、今日の課題は達成しづらいのではと伺うと、

「雨だからといってやるべきことは変わらない、雨だからこそ時間をかけてやれる練習もあるのでそういった練習をやりたい」と話してくれました。

 

飯田投手の午前練習は体を作るトレーニングやティーバッティングを行っていました。

アジリティ(敏捷性)を鍛えるトレーニングでピッチャーは全員この練習を行っていました。

単純に鍛えるだけでなく、トレーニングを通じて体の使い方、地面との接し方等を意識しピッチングに繋げるそうです。

飯田投手はまだやるのかと思うほどにトレーニングに打ち込み、他のピッチャーがメニューを終えた後も一人残ってトレーニングを行っておりました。

 

 

 

 

 

 

ティーバッティングは一見ピッチャーには関係のない練習のようですが、どんな意図なのか伺うと、

「体を連動させながら使うためのトレーニングの一つで、シーズン前の今だからできる、試していることの一つ」だそうです。

 

 

 

 

 

 

午後の練習になると、宮崎の温かさとスタッフのグラウンド整備の甲斐があり、

グラウンドでシートバッティングができるようになりました。

シートバッティングとは実際にピッチャーが球を投げ、それをバッターが攻守の交代なく続けて打つ練習です。

実戦に最も近い練習の一つで、監督やコーチがサインを出すこともあるそうです。

 

飯田投手のピッチングを見たかったのですが、昨日は飯田投手の登板予定はなく、

残念ながら見ることはできませんでした。

シートバッティングに参加しないピッチャーは、その日の全体練習では足りなかったと感じた部分を各々行うそうです。

飯田投手はその後も体とのコミュニケーションを続け、体幹トレーニングやインナーマッスルのトレーニングを行っておりました。

 

 

 

 

 

 

 

トレーニング中に、時々ふと動きを止める飯田投手。

なぜ動きを止めているのか聞いてみると、シートバッティングを自分ならどう投げるか、何を投げ、どうカウントをとるのかを考えて見ているのだそうです。

自分の引き出しを少しでも増やすため、投げない時こそピッチングについて深く考えているようです。

 

 

 

 

 

 

また、引き出しを増やす為、どんなことをしているのか伺ってみました。

「ピッチャーの先輩にも話を聞いてもらいますけど、キャッチャーや野手の人にこそ積極的に話しかけに行きます。

ピッチャー目線だけでは気づかないことがキャッチャーや野手と話すことで得られるので。」

 

 

 

 

 

 

↑トレーニングしながら投球について話す能間投手、飯田投手

 

その後の個人練習でも自分の持てる武器をさらに強く!多く!とフォームの確認、修正をコーチと入念に行っていました。

昨日より今日、今日より明日と常に上を見続ける飯田投手。

今年初の実戦である宮崎キャンプ終盤のオープン戦や大会でどんな活躍をするのか今から待ち遠しいです。

以上

 

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