第四号 「チームの中心へ~フルスイング~」
安達 和貴(あだち かずき)選手
岐阜県出身 岐阜県立山県高校 ― 岐阜聖徳学園大学
北関東大会3日目、負けたら大会敗退0対0 2アウト2塁チャンスがやってきた。「カーン」と気持ちいい打球音が響く、決勝点を取り2塁で喜びを見せる選手、今回のヒーロー安達選手である。そんな安達選手に話を聞いてきた。
安達選手が野球を始めたきっかけは「友達に誘われて」始めたそうだ。小さなころから元気で明るい性格。そんな安達選手がいるチームもみんな仲良しでとても野球をしやすい環境であった。それだけでなく、小6の時には全国大会出場と強いチームでのプレイが今の安達選手の下地を作った。
現在では、外野を守る安達選手だが中学ではファースト、高校では投手をしていたそうだ。
高校生ながら186cm86kgの体躯から真上から投げ下ろす外国人投手のようなフォームで迫力十分の守備、打っては今と変わらぬ気持ちのいいスイングで攻撃に貢献し、投打でチームを支えていた。
今大会ではヒーローの安達選手であるが、去年の都市対抗大会ではベンチに入ることすらできなかった。きっと悔しかったであろう、「自分もあの場で活躍したかった。今年は出て必ずチームの力になる。」と述べていた。安達選手はこの一年間並々ならぬ努力をし、あの場所で結果を残したのだ。
今の目標は「チームの中心選手になること」
今日も安達選手は自分の為、チームの為に迫力のフルスイングをしている。安達選手のドームでの活躍に期待したい。