鹿島で始まったキャンプも後半に突入し、場所を暖かな宮崎へと移します。
鹿島と違い、温かい場所で選手たちがどんな練習をどんな思いで行っているのか
そんな宮崎キャンプの様子を本日、明日の二日間後援会からレポート致します。
本日のレポートは冷延めっき工場所属で二年目の濱村捕手です。
濱村捕手はキャンプ中の課題について「攻守共に一球一球大事に臨む事、特に守備では確実性を向上させる。」
と目標を話してくれました。
また、今日の課題は「紅白戦もあるので、ピッチャーとのコミュニケーション」
行いたい練習は「捕る、投げる、掴む動きを正確に行う練習」だそうです。
早速練習が始まると、片葺捕手と共に捕球体制から素早く投げる為のスローイング練習や、
ボディストップ練習(捕逸を防ぐための練習)を行っていました。
地味な動きの反復練習ですが、濱村捕手の動きは一度の手抜きもなく、濱村捕手の真面目さが伺えました。
左.スローイングの練習 右.ボディストップの練習
その後、ケースノックで実戦での動きの確認を行った後、
ブルペンで新人選手の葛谷投手のピッチングを受けておりました。
投手とのコミュニケーションではどんな事を意識して話されているのか伺ってみると、
投手それぞれクセがあり、それを理解するために声をかけ意識のすり合わせを行うのだそうです。
午前中の練習が終わると、午後は2チームに分かれての紅白戦が行われ、
Aチームの木村キャプテンの元で「声で相手を圧倒してやるぞ!」と
すさまじい気迫で試合が始まりました。
試合直前まで佐藤(僚)投手のピッチングを受ける濱村選手
残念ながら紅白戦は破れてしまいましたが、
濱村選手に試合のことを伺うと悔しそうに話してくれました。
「自分のリードの意味が薄く、また、ピッチャーにその意図を伝えきることができなかった。
全ての球に意味を持たせることができるように、ピッチャーへ100%を伝えられるよう今後のキャンプで改善していく」
紅白戦が終わり、全体練習は終わったが、濱村選手は課題練習に、夜間練習とその後も宮崎キャンプを全力で行っていた。
宮崎キャンプでのオープン戦、ひいては今期の濱村選手の活躍に期待したい。
以上